トリップ
瞑想で落ちた状態から、少しもどりつつある。
まるで全知全能になったかのような気分から一転、自己否定激しくなり、突破口が見えないでいた。
エゴ爆発のようになっていた自分に驚いていた。
数日前、コメダで私の隣のボックス席にネットワークビジネス人達が座っていた。上層部の人は独特なオーラを放っている。
それもそれで良くて、受け入れ難さはあるものの、私の耳に入ってくるその発言は少なくとも他責ではない生きかたをしているように感じていた。
ただ、その言葉に共感している人々のその脳の働きを懸念していた。
そして、それは正しく私ではないか。
言わばトリップ状態。
これが、パラレルワールドかと思いもしたが、ただ、外側に手を伸ばしているだけでしかない。
YouTubeのさまざまな瞑想動画でよく「内へ内へ、下へ下へ、地球の核へ」と、意識をおろして行きますよ。と、言われたままのものは、まだ自分の中で深掘りしたようでいて、そこで感じられたものは、今までの知識の中の情報でしかないのではないか。インナーチャイルド?作り出された情報に自己を反映させて、その状況を作っているだけでは、ないか。
脳のメモリは表面上簡単には塗り替えられ、塗り替えた本人が踊らされている。
そうやって気分は下がってゆく。
違和感が拭えなくなる。
この今の脳は誰の脳なのか。
意識が現実化するというが、意識が現実だ。良くも悪くも。
ただし、そこには魂が関与している。無意識、深層、そこに自分がいる。
本当の自分がざわざわと騒いでいる。
ざわざわする。
ここで待ってるよ、と言われている気がする。
ずっと求めていたことが、そこにきっとある。
まだ旅ははじまったばかり。